カレンダースプレッドで損失16000円の原因
- 入りの根拠、狙い
- ポジション
- 結果
- 経過報告
- 原因分析
- 動画のご紹介
今回は自分の未熟さで失敗しましたが、カレンダースプレッドの戦い方について非常に参考になりました。
合理的なダイナミックヘッジを目指したい
オプション投資家養成塾という有料講座を受講しているのですが、第3章から第6章の内容を読んでみて、ポジションのダイナミックヘッジの重要性に気づかされました。
理論をしっかり理解して、的確な判断でダイナミックヘッジをこなせるようになりたいものです。
ポジションを組んでいて相場が動いたとき、ヘッジする手段としては、
が考えられます。
これまでは1以外のヘッジ手段を使いこなせていませんでしたが、きっとその時の相場(IVやギリシャ指標含む)や、想定するシナリオによって選択すべき手段が変わるんだろうと思います。
受講中のオプション投資家養成塾に加え、下の動画も見たりしながら勉強中です。
もっと勉強して、いろんな選択肢の中から合理的な手段が選べるようになりたいです。
オプション買いが損失限定であることについて
オプションの買いは損失が限定されていると言われます。それはつまりどういうことでしょうか?
ざっくりとした理解は、オプションの本来の目的が現物の保険であることを考えると、すんなり理解できると思います。
オプションの買い手は、売り手に保険料を払う(オプションを買う)代わりに、相場が思惑と反対方向に大きく動いた時に保有株が被る損失を、オプションの売り手に補填してもらう権利を得るということです。
(例えば自動車保険なんかと同じ。決まった保険料を支払う代わりに、万一の時の損害を、保険金として保険会社に負担してもらう権利を得ている。つまり損失は、支払った保険料に限定される。)
実際は現物株を持たずともオプションは買えるので、その場合は損失(保険料)は限定のまま、得られる利益(保険金)は無限大という、そこだけ聞くと夢のようなポジションとなります。
オプション投資の優位性
オプション投資の優位性について僕が思うところを書いてみます。
現物(株や先物)でもFXでもなくオプションを使って戦う理由について。
初心者向けのwebサイトや書籍で見かけるのは、
- 買いの場合、損失が限定である
- FOTMの売りで相場が動かなくても稼げる
とかだと思いますが、これらは結局タイムディケイによる損失やデメリットとのトレードオフです。なので、オプション投資の特徴には違いないですが、優位性とは少し違うと思っています。
それよりも僕が個人的にオプション投資の優位性として期待しているところは、統計的な解析と非常に相性が良いのではないかというところです。
オプション投資は突き詰めるとギリシャ指標とIVの勝負です。そしてギリシャ指標やIVは、その算出過程で統計的な考え方が使われているため、その分析において統計的な解析が有効である割合が他の投資よりも高いと思っています。
僕は兼業投資家でずっと相場に張り付いてはいられないので、いずれは自身で組んだプログラムでの自動売買を目指していて、そのためには直感に頼る投資でなく統計的に有利と思える手法を見つける必要があり、それをオプション投資の中で見つけたいと思っています。
もちろん他の投資商品を否定するものではありませんが、自分がオプション投資を選んだのなら、オプション投資の優位性を利用した戦い方を心がけることが重要と思っています。